ありがたい。大変嬉しい。大変に嬉しい。
育成マイルール
引けた子は、先に育成をします。
その後、ウマ娘ストーリーを読みに行きたい。このゲームを始めた時、そうだったから。
引けなかったら、先にストーリー読むことにはなってしまうけれど。
育成は担当トレーナーになってからのお話。担当トレーナーになる経緯はウマ娘ストーリーで。この構成がすごく好きで。
育成やりたい人には邪魔にならないようになっていながら、育成だけ読んでも十分魅力ある話があり、ストーリー読みに行くとさらに知ることが出来る。ね!
話が逸れ過ぎた。
チヨノオーの由来に気づいた瞬間
「お鍋とおたま」はわかる。わざわざ「ちゃんこ」…?と最初はそのぐらいの気持ち。
この、相撲の技を掛け合ってクッキングしてる姿を見てここでようやく「あ、チヨノオーって千代の富士から来てるのか!」と気づく。
競馬知識はウマ娘のゲームのみ。千代の富士も世代じゃなく。
この、非現実なのに現実に急に繋がる感覚もウマ娘やってて心地良い瞬間。
怪我を匂わせるシナリオはだいぶ怖くなるけど…。それはこの後にも…。
世代
その世代の子、誰か一人を引くと、その世代についての認識が深まる。
スペの世代は特別多かったり。
ウオッカとスカーレットのような。BNWのような。
オペラオーを育成したら、ドトウが引きたくなって引いた。アヤベさんも待ってる。
そんな具合で、各世代に物語があり魅力がある。世代間の繋がりもある。
マルゼンスキーは引けて無いので、どんな経緯があるのかは全く知らない。でもこうして、チヨノオーの育成を通して、その片鱗が見られるのが良い。
一人育成すると、他の子が気になり、その子を育成すると、さらに……。と、自然になってしまう。
ダービー
本格化と、ピーク後
私はこの設定を知ったのは初めてだった。
相当ひやりとした。
しかしそう、競技者ならば誰しもが、いや生きている者は誰しもが、いずれは下降線を辿る。
ウマ娘はそれが感覚としてわかってしまう。どれだけ怖いだろうか。
自分が弱くなっていく。
まだやれる、これからもっと輝けると思っている最中に無情にやってくるそれは本当に怖い。
怪我もまた同じように重たいものとして存在はしているが。
しかしそのピークも、肉体以外の部分を研ぎ澄ませることでまだまだ戦えるという方向も同時に示されていて本当に良かったと思う。
ウマ娘はifの物語。
だからこそ、夢があっていい。
最終レース
育成はもうちょっと続く。
マルゼンスキーとの夢の対決、ジャパンカップ。
もうちょっとスキル取っておけば良かったと後悔したけど、取ってても勝てたかは微妙なライン。
私のプレイヤースキル、もといトレーナースキルでは安定化は遠そう。
育成結果
固有はちょっと発動難しめかな~。スパートで先行してたら発動しないし、先に行かれてたら追いつくのは難しい。
育成終了後に
史実馬のWikipediaを見に行く。これは見に行かない子の方が多い。基本はウマ娘と馬は別物で捉えていたいから。
競走成績を見て、どの程度目標レースに反映されているかを見たり。
経緯とか、怪我とかそういうのを見たり。
ストーリーが少し重めな子は、やはりそのような出来事がある。そういう子の時ほど、確認しに行ってしまう。
これまで全く競走馬に興味がなかったのに失礼な話ではあるが、それらを読んで勝手に感情移入して悲しくなったりする。
ウマ娘としてではなく、馬として。
こんな世界があったんだなあ。この馬に想いを乗せてた人たちがいたんだなあ。みんな感情が揺れ動いていたんだろうなあと。
憧憬のような感覚。
その後、実際に馬と同じ道を辿っていたらウマ娘はどれだけ悲しいだろうかと。
よく出来たifストーリーでよかった……としみじみ思う。
ブライアンのときも思ったんです。ブライアンのシニア級は完全にifのお話。
怪我もせず、万全な状態で歩みを進めていたら、こんな未来もあったんじゃないか。
チヨノオーも、ダービー後に苦難を乗り越えることが出来たなら。
その側にはおたまがあって、共に歩んで、共に笑顔になる。
それがひとしお嬉しいんです。