人様のコンテンツの話

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刑事ジョン・ルーサー シーズン3を見た。

僕のストレス値はこの辺りが限界かもしれない。

人間や人生の不条理さはわかっている。
そこを描かれたって、私にとっては普通のこと過ぎて面白みがない。

敵(犯人ではなく、ルーサーをルーサーとして認識して攻撃してくる者たち)を簡単に殺しすぎ。間違っていたと認めることもさせない、後悔もない、罰もない、ただ死ぬ。
それでは感情は動かない。
1話を見ながらメモを取っていた。
事情を知らずに「ルーサーの周りで人が死にすぎなのは疑わしいから罰したい」というまた警察側の敵が出てくる。
視聴者はルーサーが「やってない」ことを知ってる。
この"ズレ"って物語にはなるけど、与えるストレスが強いからはっきり言って嫌いだ。
1話の序盤に何から何までストレス要素を与えてくる。
このストレスを解消できるほどの面白さはシーズン2までには得られていないから期待値がすごく下がる。

そしてシーズンを見終わった感想が冒頭のものになる。

僕がフィクションに求めている要素の大半が無いんだろう。だからストレスになる。
まあだったら見なければいいし、趣味に合わないことをわざわざブログに残す必要もないんだけど。
本当に無理だったらシーズン途中だろうと見なくなるので、ここまで見ているということはそういうことでもある。

メアリーも巻き込まれて、リプリーも死んで、結局それで何なんだ。
平和に解決する刑事ドラマへの反抗?
人は誰しもが幸せになるわけじゃないって?
自らの正義で突き進むと、周りが振り回されて自分に返ってくるって?
考えたってわかんないけど。

それでもきっと次のシーズンも見てしまうのは、私にとってジョン・ルーサーという人物が魅力的だからなのだろう。
ただやっぱり、面白いのかもしれないが、楽しくはない。